立憲民主党選挙の行方
立憲民主党の党首が決まった。
泉ケンタ氏。
少なくともイメージは悪く無い。
ただ実は党首選挙の際の主張の内容は逢坂氏がとてもよかった。
実績もある。
しかし実は初めて知った人だった。
目立たない人だ。
では、
①、政策は良いが目立たない、選挙に弱い党首
②、政策などは今一だが、スピーチが上手く大衆受けする党首
どちらが良いのだろうか?
実は野党と与党では、これ答えが違う。
ここで考えなければならないのは、
権力(与党となって行政を行う)というボールを誰が握っているかである。
与党の場合は、選挙が下手でも、政策で人心をつかみ、支持を取り返す事ができる。
よって与党の場合は、①なのだ。
何より政権にとっては選挙に勝つことがゴールではないしね。
しかし野党の場合は②の大衆受けの方が重要なのだ。
何故なら選挙に勝って権力を握らないと、どんな良い事を言っていても根本的に意味がないからである。
勝たないと何も始まらない。 だから②なのだ。
泥をすすってでも勝つのが何より重要ななのだ。
でないと永遠に政策を実現できない訳だしね。
さて泉ケンタ氏。 おそらく候補者4人の中では一番大衆的だろう。
では結果はどうなるか。。。。まあ時を置いてみていくしかないですね。
それが選挙で行われる政治体制の特徴やね。
鳩山元総理の価値はゼロか?
鳩山由紀夫ってどんなやつ?
少し前だが、鳩山由紀夫元首相があらたな政党、「共和党」を作るという声明をだして、ニュースとして流れた。
まあ「昔の名前で出ています」という感じがありありで、
元首相だからということで一時的に話題になっただけだと思うが、
まあ菅直人首相と共にお騒がせだけのおっさんに近い。
では鳩山由紀夫ってどんな奴か?
鳩山由紀夫の分析
もともと宇宙人とよばれるだけあって、パッと見て変な人とわかるタイプ。
実際ある政治家のパーティで会った時はあきらかにこいつ変だなとおもったね。
(すれ違っただけだが)
頭はすごく良いけどちょっと変って奴が学校に一人くらい居る場合があるけど、そんなタイプやね。
実際、頭はたぶん抜群によい。スタンフォード大学で博士号まで取っている。弟も東大で天才でならしてたくらいだ。只者ではない。
ただし学者的な頭の良さ。
世知辛い世の中を渡るのに頭が回るタイプではない。
実際、外交評論家の佐藤優は、鳩山の学術論文を読んで褒めまくっていた。
すばらしい内容だったのは間違いないのだろう。
とびぬけてボンボン。
ちなみに届け出がないということで首相当時たたかれまくった母親からの資金だが、その時問題になった額でも10憶円前後の金額だった。
実際、関係者筋のうわさでは、民主党結成時に30憶近い金を鳩山がだしたという話があった。
そのため小沢派と旧民主党派で揉めたときに、誰も反対できない鳩山が首相になったそうだ。もちろんあくまで噂だ。しかしリアリティがある噂だな・・・
ただ彼の勘違いは、それを自分の力と思ったところだな。
実績は?
さてこの鳩山氏。
首相としての就任演説で「命まもりたい」と何十回か叫んだとの記憶があるが、
では彼が実際に命を守れたのだろうか?
もちろんほとんど守れる事はなかった。
まあ大きい事件はなかったと思うが、基本、ほかの総理と変わらない。
この面での実績はまあゼロに近い。
つまり夢想するぼんぼんというのが結論という事だ。
現実を切り盛りして何かできる訳なぞない。
鳩山の特徴をあらわすエピソード
エピソード1、
先ほどの佐藤優氏も錯覚したのだが、
鳩山氏の専攻であるオペレーションズリサーチは、経営学や軍事学で発達した手法だ。例えばある選択をして、さらにそれに基づいてその後のベストの選択を計算していくという、戦後にできた新しい学問で、先行きが不明な時の選択の際に役立つ学問である。
そして典型的な頭の良すぎる人同士の誤解なのだが、
佐藤優氏は、こういう学問を究めた鳩山氏は危機管理の専門家で、
このオペレーションズリサーチの考え方に則れば、
鳩山氏のやっていることは解るとまで言っていた。
しかし実際のところ、鳩山氏は後に講演会の質疑で、
この件(オペレーションズリサーチの運用)について聞かれ、
「献金疑惑騒ぎでそれどころではなかった。特にそういう考えはなかった」と
あっさりと否定。
なにも正直に述べずにはったりくらい噛ませば良いものを
ほぼ馬鹿正直といって良い(笑)
まあでも学んだことを全く生かせてないという事はこれではっきりする。
エピソード2.普天間にかかわる偽文書
やはりその講演会で、普天間基地を辺野古から県外移設にしようとし、挫折した。
その際の判断の基準が、「米軍は規定で距離的に基地を県外には移設できない」と書かれた署名のない文書(ただし極秘印あり)が、デスクの上に置いてあり、それを信じたせいだと主張していた。
おいおい、裏をとって、書いたやつを呼び出して質疑するとかしないのかな、この人は。
そう思うのは俺だけであるまい。
人物像の類推
結局のところ、この二つのエピソードからは、
鳩山氏が、
・現実的なトラブルなどの処理能力に疎い。頭でっかち。
・できなかった要因を外部に求める、つまり人のせい型
といった事を明らかにしてくれる。
つまり結論から言えば、国会議員30人とかの目標は
達成できっこない。まあ誰もが皆そうおもっているだろうが。
消えた方がよい訳ではない。
さて純真で真っ直ぐなだけで、世間を騒がすこんなおっさんだが、
世間で嫌われているほど無意味ではないし、たいした害もない。
まあ、政治利用されるリスクを全く考えずに、韓国でひたすら頭を下げたりとか、
呆れる様な事をやりまくっている鳩山元首相だが、実はこの手の変人が
多少何かを言おうと、それで外交や防衛にものすごい被害が出る様な事はない。
現在は所詮民間人だしな。
保険の意味もある
多様性という意味でこういうカードが少し残っていた方が
日本社会の健全さをアピールできたりする面もあるし、
万が一だが、韓国側の意見が100%正しいと国際社会が認知する様な事がもしあれば、
鳩山由紀夫の存在は価値がでてきたりするかもしれない。
(あまり見たくない未来だが、実際にないとは言えない未来でもある)
全部が悪い訳ではない。
それに個人的には共和制にはもちろん反対だが、
政治学者の首藤氏と組んで出した共和党の構想の中には、結構おもしろい意見もあったりする。
頭は良いだけあってそれほど馬鹿にしたものではない。
視野は広いし鋭い指摘はいくつかある。ただし現実化は彼には無理だな。
生暖かい目で放っておこう
そいうわけで、まあ生暖かい目で「阿呆がいる!」程度に見ているのが良いのではないだろうか。
ただ彼に乗せられたり、期待をしたりはダメですけどね。
何も変えられないのは間違いないので。
誇りはないのか!札幌市民、オリンピックマラソンを拒否せよ。
さすがにむかっときたよIOCのおっさん
来年に迫った東京オリンピック
いきなり、IOC(オリンピック委員)がマラソンを札幌で実施せよといいだした。
ドバイでのマラソンで棄権者が多発したので、選手ファーストだとの事だ。
ちなみに今日のニュースでは、IOCのコーツ氏が小池知事を相手に
「もう決まった事だ」と一方的に告げるシーンが出ていた。
小池知事の支持者でもなんでもないが、
見ている分にはさすがに一方的で腹がたつ光景だった。
なんでそんな事をいいだしたのか?その背景は?
さてそんな事が起こる背景だが、
実はIOCとしてのリスクマネジメントだという話がある。
たしかにヨーロッパの貴族臭さが感じられ偉そうなIOCだ。
ただ、だからといって思い付きで言える訳がない(IOCの委員は半数近くが欧州出身だが、モロッコや中国出身の副会長もいるのだ)。
もちろん選手ファーストとして、ドバイの例を挙げていたがそれだけではない。
外国人が考る東京という街のリスク
ではどんなリスクがあると考えられているのか?
JBpressへの伊藤乾氏の寄稿を参考に紐解くと、
ここしばらくの間に日本発のニュースが海外、
特にヨーロッパのエリートに
どの様に報道されていたかを考えるとわりと見えてくるものがある。
項目を上げると、
1、ラグビー
2、洪水
3、避難民の扱い(ホームレスの追い出し記事)
4、放射能ゴミの流失
こんな処だそうだ。
理解されない詳しい事情
そして詳細はほぼ理解されない。
福島で洪水により、放射能ゴミが流された⇒東京やばくね? と なってしまう。
ホームレスが避難所を拒否される⇒外国人も拒否されるのでは? となる。
ちなみに放射能ゴミの話は、水系が違うので誤解なのだが、我々だってミュンヘンやドルトムントと、ライン川の位置関係なぞおぼえてないのだ。そう印象をもたれても仕方がない。
そして2,3,4とも選手、観客など自国民へのリスクはもちろんだが、何かあればIOCが責められる部分ともなってくる。
つまり少しでも詳細情報の把握や理解が不足すれば、
「東京で台風に遭遇すると選手も観客も放射性物質を含む水の洪水に襲われてもシェルターに入れてもらえないくらいの誤解を普通に招きかねない」 との事だ。
さらに日程の問題
しかもマラソン。
となると、さすがに全競技を移す事はできないが、
場所を取らず、代替がきかない競技は安全な場所でとなる。
つまり最終日の閉会式の前に行われるマラソン。
それだけは後の日程の予備日もという訳にもいかないので、
よりリスクの少ない札幌で開催を!となる。
もちろん選手の熱さ対策も理由となる。
ここまでまとめると、
一定の理があるわな。たしかに。
これだけ並べると確かにIOCの考え方には理がある様に思える。
もちろん洪水の部分は表立って言えないから、
マラソンの時の選手の危険性を前面にだしているのだろう。
そしてそういうロジックを理解しているので、
東京五輪組織委員会の会長である、森元首相も
「大会組織委員会の森会長は、17日夕方、報道陣の取材に応じ「IOCがこれでやりたいと言っている。国際競技団体もいい案だと言っている。われわれがダメだと言えますか?」と述べました。」
と、弱気な発言をしているのだ。
怒れ札幌! 日本に対する風評と対決を!
じゃあ、準備も進んでいる段階でこんなことを普通に受け入れるべきなのだろうか?
正直、関係者にとってコケにされたと言っても良い話だ。
実際、舗装工事やコース上のミスト設置などの費用をかけた準備も進んでいる。
寝耳に水の様な形で押し付けられて良い話ではない筈だ。
実際前述した理由のうち、台風の害以外は、基本的に風評だ。
だったらじっくりと対策とそのアピールに取りくめば良い話だ。
対抗策は?
ただ、おそらく東京都が反対するのは、様々なハードルがあるのではないかと思われる。
なぜならIOCの下でオリンピックを開催せねばならないからである。
IOCの方が立場が上なので、受け入れなければ、様々な嫌がらせをさせる可能性があるのだ。
札幌は違う。
だが札幌は違う。
自治体の判断で断るのも、請求をかけるのも自由にできる。
(もちろん彼らが応じるかは不明だが)
たいしてリスクもない。
だったら、徹底して抗戦してほしい。
だいたい東京がダメだからといって安易に調整もなく、
丸投げされるような格の都市ではない筈だ。
例えば、イタリアでミラノがダメだからナポリでみたいな話が、
事前の調整なしで行えるだろうか・・・・
つまり東京下位の街という事で、とことん舐められてますな。
だからできれば住民投票くらいして断ってほしい。(これは最強だからね)
そして東京のおこぼれではなく、将来別の形で札幌オリンピックに再度トライしてほしい。
その方が誇りある北海道人にとっては本望である筈だ。
そして何より、きちんと断った方が遥かに尊敬される局面なのだから。
マスコミのここが変!「天皇への親書」報道
韓国からの親書報道ニュース
いくつかの報道で、韓国の文大統領から、「親書」を出すとのニュースがあった。
ちなみに産経新聞や韓国の聯合ニュースあたりの報道が基でNHKにもでていたので、
まあ間違いない話だろう。
ちなみにこれはどの報道をみても「韓国発表」の報道だ。
つまり韓国側が日本と関係をよくしたいというサインをアピールしているという事だ。
親書ってなんだ?
ちなみに「親書」とは、Wikiによると
親書(しんしょ)とは、国家元首や政府首脳が相手国の元首や首脳に出す文書のことを指す。送り手の署名が入る。
親書には、就任祝いや災害見舞いなど儀礼的な内容である場合や、相手国に対して自国の政策意図や要望を説明する場合がある。
なお、自筆の手紙を指すという意味もあるが、まあ普通の人は使わないね。
ちなみに「ご親書」となる「ご」がつくと、天皇が送った場合(返答を含む)の文書となる様だ。(宮内省HPより)
英語なら?
なお英語でしらべると
「Personal letter」または単に「letter(ただし王や大統領からの)」となっているのが多い。
このあたりは国際的な文脈をベースに考える必用がある事なので、
簡単に一国の首相または元首から他国の首相または元首へ送った手紙と考えて良い様だ。
政治的意味は?
実はどのくらいの親書が首脳間に飛び交っているかは、基本的に明らかにされてない様だ。 外国の建国記念日や独立記念日,元首のお誕生日や逝去など外国の慶弔や外国での大規模災害の発生などに当たって送るのは電報だろうが、自筆の意味も強い様なので、相手によっては親書を送るのだろう。また先方からもらっている場合もおそらく返礼は親書となると思われる。
日韓の間では?
ただ日韓の間ではそう平穏な物では終わらない。
ちなみに日韓での間では、2012年に野田総理が送った親書を読みもせず送り返すという無礼を韓国側が行った歴史がある。この時は竹島上陸や天皇への謝罪要求への抗議が中に書かれていたといわれている。
そして、このときは返送を日本側は受け入れず泥仕合になったが、この読みもせず返送するという行為は極めて無礼な行為であるとの事であり、後の竹島についての国会決議へつながっていく。(無礼の部分は佐藤優の解説から引用)
今回の政治的な意味は?
今回の天皇への親書については、まだ内容は明らかにされてない。
ただ報道を見ていると発表自体が韓国側からだった事もあり、また文大統領から安倍総理と天皇陛の両方へ送られている所をみると、おそらく天皇家の方へは、祝辞がメインと思われる。
韓国側としては、文議長の天皇謝罪要求発言が日本社会全体から激しい批判を受けたことなどもあって、自分たちからの日本への歩み寄りをしているというメッセージを明らかにしたいというアピールと思われる。 まあ特に天皇家にも我々にも特に差しさわりはないだろうな。
なお安倍首相への親書の方でも、徴用工問題などで韓国側が引くとは思えないので、目立った変化があるとも思えない。
実際「令和の時代を祝い、両国関係の発展を希望するとの内容」で、首脳会談に向けた具体的な提案はなかったとNHKが発表している
ただ戦争のような決定的な破局を避けるためにも、こういう行動を悪いとは一概に言いきれない。もっとも政治的には、自分たちはちゃんと歩み寄っていると主張する材料にはされるであろうが。
日本側の反応
まだ発表はされてないが、おそらく皇室は祝辞の部分については普通にご親書を返送するだろうし、それ以上の事はないのではないかと思う。
また立場上、それ以上はできないと思われる。
安倍首相の方はどうかな。 主張はかえず、ただ普通に儀礼をまもって受け流しそうやね。
結論
まあ極端な内容が示されてなければ、
今回は韓国政府もそれなりに日本の天皇家をそれなりリスペクトしていますよというアピールとしかいい様がない。
それ以上も以下もないでしょう。
しかし他の国からの親書はなかったのかね。誰もそれを言わない。
韓国の親書だけを大々的に発表しているあたりは、
日本のマスコミの希望(とりあえず仲が良ければ良い的な)がふんだんに盛り込まれているのでは?
個人的にはそう思わざるを得ません。。
日本で韓国製品ボイコットなぞやるかっての!
日本には韓国製品ボイコット運動なぞない。
台風19号(ハギビス)来襲の際、
非常食になる物が売り切れた小売店舗で、韓国製の「辛ラーメン」だけが残っているケースがあった。
これを日本人による「韓国製品ボイコット」だという指摘がネットに出てきたがそんな事がありえるのだろうか。
状況の詳細
台風19号(ハギビス)来襲の際、
交通機関が止まり、コンビニやスーパーが閉店するという話があり、
多くの方が買い出しに行き、コンビニやスーパーから非常食になる物が売り切れた。
実際、前夜から私の家の向かいのコンビニでもレジに長蛇の列ができており、カップ麺やレトルト食品、パンなどが軒並み売り切れになっていた。
実際、浸水によって、1週間近く電気がつかなくなったタワーマンションなどもあったので、先見の明と言えなくもない。
残った韓国製カップラーメン
しかしその際、韓国製の「辛ラーメン」だけが残っているケースがあり、
その写真がいろいろな処にアップされ、日本人による「韓国製品ボイコット」だという指摘がネットに出てきた。
確かにパン、おにぎり、カップ麺が殆ど売り切れている中で、韓国製ラーメンだけが売れ残っている状況をみれば、そう取りたくなる人が居てもまあ不思議ではない。
選択の理由
実際のところ、辛ラーメンは辛い。
そして日本人には、ああいう辛い味が嫌いな人も結構多い。
私自身もあまり辛いのに強くないのもあり、当日夜遅くコンビニに行って辛い食品がいくつか残っているのを見たが、買わなかった。買おうという選択はまったく浮かばなかった。
何より災害の可能性のある日にそんな辛い物を食べたいとは全く思わない。
場合によってはランタンとか懐中電灯の下で食べなければならない可能性すら有るわけだし。
そして、子供や老人の家族が居る人だったら絶対選択しないだろう(全員辛い物好きな家族があれば別だが・・・)
このあたりが普通の考えではないだろうか。
ちなみに下の写真で売れ残っているのは、蒙古タンメン。要は辛いのは災害時には不適当と思う人が多いだけの話だ。
風評の原因
さて、
常識的に考えて、それまで全くニュースにならなかった韓国製品ボイコット運動の話が何故急に、ここで出てくると思えるのだろうか。
ネットの上の話なので、原因を特定するのは難しい。
しかし韓国で大々的に日本製品ボイコット運動をしている最中、やはり韓国から来た話である可能性が高いと思われる。
理由としては、
1、日本で海外製品のボイコットが行われたのをきいた事がない。
2、ゲスの勘繰りではないが、自分がしているからこそ相手もすると考えやすい。
まあこんな処でしょうか。
特に自分たちも日本製品ボイコットをしているので、日本も韓国製品ボイコットをし始めたと、写真だけみて安易に考えた人が多いのだろう。
ちなみに「日本人も韓国製品のボイコットしている」とか叫んでいても、殆どなんの意味もない。共感も何もないですし。
物作りを大事にする国民性にそぐわないですし、面倒ですし、その手の行動をするとしたら以前にあった様にまずTV局へのアタックからだろう。
コンビニの今
さて台風の翌々日、近所のセブンイレブンに行ってきた。
さてこの写真にある様に、袋に入ったインスタントラーメンは、
なんとたった3種類しかなく、(私の好きなサッポロ一番醤油味すらなかった)
その中の一つは辛ラーメンだった。
POSシステムによる管理の中で生き残っているというのは、かなりの数が売れているか、もしくは利益率が良いかだ。
販売数×利益の値が低い商品はすぐに撤去されるのがコンビニだ。
そこで残っているのであれば、少なくとも一定期間にある程度の数は出ているのが明らかだ。
特に3種だけの選択に入るくらいなのだから、どこに韓国製品のボイコットの形跡なぞあるのだろうか。
もっと遠い他人と思おう!
まあ、現状韓国によるボイコット運動はまだ続いている様ですが、
正直、共感は全くない。
そういう醒めた日本人が多いのは、本当に喜ばしい事だと思う。
なまじ隣の国で、個人的には肌があう人も多く、似ている部分も多いので、
ついつい「相手も自分たちと同じ様に行動する」、「相手が自分を理解してくれる」、「相手が自分の思うように振舞うべき」などと思い勝ち。
俺らと同じ様にしている筈という思い込みでしょう。
今回は韓国⇒日本の話でしたが、逆もよくある。
これでは誤解ばかり増える。何もお互いいいことはない。
イランとの付き合いだったら?
例えば、相手がイランだったら、どう振る舞う?
そう考えてそれと同じ様に対処するのが良いだろう。
「それは日本の文化にはない、一緒にするな」で、話を打ち切れば良いだけやね。
なおそこに批判の評価は付け加えない事。
後はもめる様なら、国際司法裁判所に任せれば良い。
そうやってうまく距離をとっていくのが一番やね。
いやな相手との付き合い方みたいな物だけどね。
フェイクニュースの真実
日本人は世界で一番正直?
昨日だが、ネットでいくつかのサイトを見ていると、「日本人は世界で一番正直!」と題する記事をいくつか見かけた。
内容はイギリスの大学で「正直さ」を調べる実験をした所、日本人が一番正直という結果がでたという内容の物が多かった。 基本元ネタはみな同じで、紹介記事やね。
紹介記事の詳細
で、だいたい書いてあるのはこんな内容。
タイトル:「世界で最も誠実なのが日本、不誠実なのが中国」=英国の調査結果
実験元:イギリスの英国の英イースト・アングリア大学の経済学教授が主導した調査
実験の目的:誠実さに関する調査
実験のやり方:世界15カ国1500人に対してインターネットで行った調査大学の実験
結果:日本人と英国人が誠実で中国人のスコアが低かった。
結論:総合的に中国人の誠実度は最低で、日本人と英国人が最高だった。(伝聞を元に勝手に評価づけ)
これはレコードチャイナという結構有名な中国情報サイトから記事
URL:https://www.recordchina.co.jp/b160565-s0-c60-d0062.html
中国人がこの元記事をよんでの伝聞記事なのでしょうながいかもしれないが、実は実験内容はともかく、そこから導き出される結論は批評は大本の情報とは大分違っている。
もう一つの紹介サイト
タイトル:『海外「日本人ほど誠実な民族はいない」 「正直な国民ランキン」が話題に』
なお、こちらは調査の仕方や結果については
上記のレコードチャイナよりは詳しく記載があった。
なお結論は出しておらず諸国の人からの評価という形になっている。
URL:http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1739.html
なお他にも同じ様なサイトがあった。
本当のところは?
さて大本に近い詳細情報をあげてあるサイトを探しtみると、
「In Deep」というサイトにかなり詳しい解説が出ていた。
タイトル:「世界国別対抗「正直度オリンピック」
サブタイトル:「コイン投げ」と「音楽クイズ」から、各国の人々の正直さと道徳性を調査する世界的調査での日本の極端な順位に対する「納得感」」
詳細は割愛するがこちらの記事はゲームのやり方までかなり詳細に載せてある。
URL:https://indeep.jp/test-how-honest-country-people-of-japan/
結論:音楽クイズでは1番上、コインの実験では、15カ国中、下から2番目となっていて、特にそれに対し評価や意見の記載はない。
※推測だが、これがこれらの記事の元ネタだと推測される。
(英語サイトがあるのだろうが用語の一致制が高くそちらを見たとは思えない)
これが問題!
さて、記事の内容はともかく、
二つの実験で、しかも片方で下から2番目というスコアで、世界一の正直さなどといえるものだろうか。
かなりこじつけでしょう。
しかも実験している大学の方は全くそんな事は言ってない。
この程度の実験だけでそんな結論がだせないのは、当たり前ですけどね。
つまりこれらの記事をよくみてわかるのは、
なんらかの記事をベースに、
特に「タイトル」と「結論」の部分を別の人間が意図をもって作っていると分析できることです。
これが何を意味するかというと、
ずばり、この部分を別のライターが後付けしたという事です。
で、内容もこじつけになっている。
つまりこの結論とかタイトルは、紹介者が勝手に書いた物。
そしてここまではずれていたら、フェイクニュースといっても問題ないでしょう。
こうやってフェイクニュースが量産される訳です。
フェイクニュースの真実
さてここまで書いたら、もうお分かりかと思いますが、
基本的にこういう記事は、アクセス数を増やすためにライターのバイトをしている人が
受注して書いています。
だからほとんどの場合、署名もありませんし、
載っているサイトも、あまり信用度を重視されることのない、
無記名または個人につくられたサイトが多いです。
そしてそういう方はアクセス数を集められたかどうかが、実績として評価されるケースが多いです。
となると、
話題になりやすい、見た人がページを開いてくれやすいタイトルを無理にでも付けます。
ずばり釣りタイトルですね。
そのためこの様なちょっと記事の実態から離れた
タイトルや結論の記事が量産される事となります。
こうしてフェイクニュースが量産されていくのです。
フェイクニュースが多発する分野
さて、ではこういう釣りタイトルはどういう分野が多いのでしょうか。
「韓国下げのタイトル」
「中国下げのタイトル」
「日本スゲーのタイトル」が、もっともアクセスを集めやすい様です。
某web塾ではそう指導してましたし(笑)
まあ嫌韓といわれるサイトの記事のかなりはこれだったりします(笑)
いい加減なものです。
最後の落ち!
まあ落語ではないけど、そしてこの記事の落ちです。
実はこの記事、ネットサーフィンで見たと書きましたが、いろんなサイトの結構上位に表示されてました。
しかし元となったと思われる「Indeed」の記事は、
実は投稿日は「投稿日:2015年11月17日」と明記されてます。
いつの話やねん!と、突っ込みたくなりますね。
まあアクセスを集めるためにどこかのライターがひっぱりだしてきたのでしょう(笑)
FaKeニュースなぞ基本、こんなものです。
だから記事の作者、サイトのクレディビリティ(信用度)を考えないとね。
まあ日付の件は私も思いっきりだまされましけどね(笑)
もったいないよ!中華のお菓子「麻花」in横浜中華街
麻花のマーケティングはちょっともったない。
ちょっと用事があって、横浜にいったついでに、中華街に行ってきた。
お土産に麻花という有名なお菓子を買ったのだが、今回はそれについて話したいと思う。
ちなみに小麦でできていて、ねじってあるシンプルなお菓子である。麻花兒ともいうらしい。
中華街の様子
さて、中華系の商売人は本当に機を見るに敏だ。
行くたびに街でみる店や商品のラインナップが変わる気がする。
タピオカドリンクの店や陳麻婆の専門の店ができていたりと本当に変化のスピードが速い。
一方で季節の問題かもしれないが、焼き栗の店が大きく数を減らしていたりと、商魂たくましい中華系の方々が多いのはさすがと思う。
そういえば今回は平日にも関わらず鵬天閣という上海小籠包専門店の前に大行列ができていた。立食いの小籠包の店はいたるところにあるが、そろそろ優劣がでてきたのだろうか。
麻花の種類
さて、お土産に買ったのこの麻花。 実は中華街のかなりの店に置いてある。
しかしいろいろみていると、3つくらいのパターンに分かれる様だ。
①、どこかの土産物チェーン店が作っている商品 一番多い 2種類くらいある。一つは長崎産、国産小麦使用と書いてあった(笑) 400円くらいの物が多い
②、聘珍楼などの有名店がその店でつくって売っているもの。 店の包装がしてある。結構高い。600円前後。
③、それぞれの店が作って売っているもの。 普通にビニール袋に入れて売っている。
もちろん本当にその店で作っているはわからない(笑)300円~350円くらい。
ちなみに固くめのお菓子であり、小麦の甘さを味あわせる素朴なお菓子という点はどこもかわらない。
比較結果
実際、今回も高級品である重慶飯店(600円以上)と、そのあたりの露店の300円とを比較してみたが、正直ものすごい差は感じなかった。
もちろん食感は重慶飯店のは硬いとネットにでていたが、たしかに硬めにつくってあったが正直そんなにかわる気がしなかった。
ただ油が違うのか、重慶飯店の物の方が比較的上品な感じの味であった。
では、差別化が可能なのであろうか。
シンガポール版の名物
実は今回、この麻花をとりあげたのは、
昔、友人からシンガポールで一番うまいと評判の麻花をもらった事があったのだ。
それは確かに美味しかった。実際、横浜中華街で買った物より美味しかった。
同じ様な物がないかを行くたびに探しているので間違いない(笑)
うまさのポイント
じゃあ 何が旨かったというと、塩梅(塩加減)である。
本当に微妙な塩加減なんだが、そこでの差でまったく違うかの様に
味に差がでているのである。
似てる傾向の商品
実は小麦でできて小麦の甘さを味あわせ、塩加減で差をつける食べ物が存在する。
ずばり、クロワッサンだ!
ちなみに最近はやりの塩バターロールも同じ様な傾向の商品だ。
そしてこの二つともちょっと小じゃれたパン屋にいけば必ずある。
実際、ポンパドールというパン屋のチェーンは、
世界大会で優勝したという売りのクロワッサンが一押しの店だ。
私はよくいくがやはり美味しいし、
麻布などわりと高所得者の多い地区て流行っている。
奮闘を期待!
となると、うまいクロワッサンと同じくらいのマーケティングは
可能ではないかと思われる。
そう考えるとちょっともったいなく思われる。
塩加減、油、食感(派生商品をふくめて)でこだわって作れば、
そこそこに日本社会で市民権を得て、広められる商品になるのではないだろうか。
そういう展開がないのがちょっと残念な気がする。
というわけで、いつか横浜中華街一という看板を背負った
麻花をそこいらで買いたいものである。
さすがにシンガポールまで買いに行けないしな~(^^;)