これであなたも知ったかぶろう!

これを知ってたら、ちょいといい顔できる!コミュニケーションから時事まで分かりやすく解説!。

これではやはりマスゴミだ!ここが狂ってる内閣改造の評価!

これが問題やない?世の内閣改造の評価が狂ってる点!

内閣改造の現状

 内閣改造が行われた。

 右から左までいろいろと評価が百出している。

評価する向きもあれば、否定する向きもある。

17人の閣僚(大臣)が変わる大幅改造だそうだ。

 

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閣僚ってこんな連中(近衛内閣)

さてマスコミもまったく言わなくなったが、

ずばり、国務大臣って「こんな決め方で良いんか?」

俺はこう思ってますね。

ちなみにマスコミは派閥がどうとか、首相の後継者は誰?とか小泉進次郎の入閣の理由とか、そんな事ばかり言ってますね。めっちゃレベル低い!

 

なんでこのマスコミ評がダメなのか!

その訳は

当たり前やけど人事は仕事をさせる為にある。

職務対してふさわしい人材を選んだの?

官庁を指揮したりできる人材なの?

こういう素朴な視点です。

これって企業だろうと役所だろうと当たり前の視点ですよね。

 

閣僚の仕事とはなんだ?

さて、閣僚の仕事といえば、

1.担当役所に仕事をさせる。(指揮監督)

2、閣議の一員として閣議決定に加わる。

3、施政方針を打ち出し世間に説明をする。

4、諸外国との交渉、交流。

5、その他の大臣や官庁との調整

ちなみに3,4は別にしなくても構いません。

 

で、これをさせるのに本当に十分な人材かな?

そういう視点はどこまであるのだろうか?

 

ちなみに今回のべ内閣の布陣はそんなに悪くない方どは思いますが、

しかし、この視点がまったくマスコミからなくなっているのは気色悪い。

ちなみに野党からも出ていない。

  

それじゃ世間に出ている評価は?

 

「安定と挑戦の内閣」

ちなみに安倍総理自身は「安定と挑戦の内閣」と言っているらしい。

まあ「「安定した土台を維持しながら、老壮青、幅広い人材、フレッシュな強い突破力で新しい国づくりに果敢に挑戦していく」との事だが、そうでない組閣なら、内閣改造などやらない方が良い(笑) 

 

まあこういう標語はあまり意味はないのでどうでもよいか、

まあ政策基盤としては安定で、なおかつ社会保障面で挑戦というのなら、

標語としての形は整っていると思う。

 
野党からの評価

一方野党は相変わらずけなしているが、あまり重要ではない。

ここで諸手をあげて賛辞でも送れば、それはそれで野党としては機能してないと言えるし、

とりあえず形だけでも叩かないと野党としての存在意義がないとも言える、

 

各党の批判

ちなみに各党の批判は、

立憲民主党:「国民不在のお友達・側近重用内閣だ」「「期待感も高揚感もない改造だ。何をしたい内閣か分からない」(福山幹事長)

国民民主党「聞きたいことがいっぱいある内閣だ。国会での論戦を強めていきたい」と述べた。

日本維新の会の馬場伸幸幹事長は社会保障改革に触れ「本当にやれるのか非常に不安視される。やるかやらないか、わからない内閣だ」と語った。

共産党の小池晃書記局長は「突っ込みどころ満載の内閣だ。手ぐすね引いて論戦に臨みたい」

最後にN国「この数年間に身体検査で落としたお友達を一斉に入閣・登用させたのは長期政権のおごりに他ならない」 ちなみに総務相としてのお呼びを期待していたとか(笑)。(上杉幹事長)

 

 

野党の批判の総括

さて、立憲民主党を除けば思ったほど、下げのコメントは少なかった。

「お友達内閣」と言われているが、有意義な人材を友情でもって安く引っ張ってこられるならそれもまた能力。単独でどこかの党が政権を取っったらほどそうなるに決まってますし。このあたりは批判としてピントがずれている。

まあ、今の段階ではそうそう言った所で意味ないしね。結果がでれば変わるし。

なお能力にフォーカスした意見はゼロ。

 

マスコミの評価

大まかに分けると、

1、安倍政権総仕上げ

1、憲法改正をにらんだ強力布陣

2、次の総理候補を意識

3、断韓シフト など

 

まあ いろいろ言われています。

ただ概ね好意的な様子ですね。

 

実際のところ派閥系の人がすくないところを見ると、かなり安倍総理はやりたいようにやったのでしょう。そこまでは書いている所も結構あったのですが、

一方で能力面でのマスコミからの評価はなし。

 

良い批判の具体例

例えば、

茂木氏が外務大臣となり、河野氏が防衛大臣となったそうだが、茂木氏に河野氏と同じ様な英語での発信が期待できるのだろうか。

同じく文科省といろいろと軋轢のあった萩生田氏も果たして適任だろうか。

小泉進次郎氏もいきなり大臣の前に政務次官などの経験をすべきでは?

 

こういった視点があってしかるべきだが、ほとんどない。

 

ダメな大臣の例

かっては民主党の柳田稔法務大臣は

「個別の事案への回答は差し控えたい」

「法と証拠に基づいて適切にやっている」

 法務大臣はこの2つさえ覚えておけばよい。と講演会で言ったそうだが、

こういう高度情報化時代になった今は、そろそろそういう大臣には退場してもらいたいものだ。

 

ちなみに今回の内閣改造でも竹本IT担当大臣の「はんことIT対立せず」という常軌を逸した発言もあったりと、正直先がおもいやられる人事もいくつかある。

 

何故こういう人間が残るかというと、役人のもってきた書類に印鑑を押す以外の仕事をほとんどしていないからである。

そしてその害はそろそろいろんな面ででてきていると感じている人は多いのではないかな。

 

ダメな大臣の害

ちなみにそういう大臣の害として、

1、昔ほど優秀でなくなった、官僚の暴走を止められない

2、社会が停滞しやすい。

3、役所があたらしい動きについていけない

4、役所の失敗の追求ができない。

5、対外的なポストでは外国人に侮られる。

6、ますます遅れた国になり、貧乏になっていく。

 

まあ こういう弊害があるので、

そろそろ

まともな閣僚を選ぶという事を考えてほしいものだ。

 

閣僚の資質の考え方

なお閣僚の資質としていえば、普通のキャリア形成と採用側の認識とを考えればよい。

 

大臣に必要なキャリア

1、マネジメント能力がある。

2、その分野での知見が十分にある。

3.その分野でのキャリアがある。

4、その分野での人脈がある。

 

まあこんな所でしょうか。

企業が管理職以上を採用する際の基準を合わせて考えてみてほしいものです。

全部がマッチする訳ではないですが、最低限この程度は押さえてほしいものですね。

なんせ企業より国は大きく、政治家はビジネスマンより高い倫理をもとめられるのが筋でしょうし。

日韓の互恵関係は終わった?

日韓の間での互恵の関係は終わったのではないかな?

 相互主義と互恵主義

国同士のやりとりで、特には貿易についてが多いのだが、

相互的(Resiprocal レシプロカール)と互恵的(mutually Beneficial ミューチュアリー ベネフィシャル) という考え方がある。

 

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相互と互恵 字は似てるが。。。。
相互主義とは

相互的なに主義をつけた「相互主義」とは、基本的には外国との通商や外交で相手国の自国に対する待遇と同等の待遇を与えようとする主義の事を言う。

例えば、アメリカと中国がやっている様に、片方が20%の関税をかけるなら、もう片方も同じ様に20%の関税をかける様にする。 つまり「目には目を、歯には歯を」の原則に基づくやり方だ。

 

互恵とは

一方で互恵という考え方もある。

これは皆で恩恵を分かち合おうという考え方だ。だからmutuallyというよりポピュラーな単語が使われている。

相互主義の様に互いに同じ%の関税をかけあうというやり方に立つと、発展途上国などの経済基盤が弱い国にとっては大打撃となるケースがある。

だから皆で折り合いをつけてという事で、GattからWTOへと貿易体制が進んできたわけだが、トランプの登場でそれも危うくなってきた。

 

冷戦時代の様子

さて互恵と言う点で考えると、アメリカとソ連が世界を2分していた冷戦時代が一番互恵があったのかもしれない。その時代は両スーパーパワー国が味方を増やすために、配下に恩恵を与えまくってた訳で、日本もプラザ合意までは随分と為替レートで美味しい思いをしていた筈だし、代価とはいえ例えば韓国もベトナム出兵で莫大な恩恵を貰っていた。

 

冷戦後の様子

それが冷戦の終わりと共に徐々に世界の力が細分化されてきて、それにともない、力を持った国々が増えてきた。例えば第2次大戦後、アメリカは2.5戦争体制を取れたと言われている。これはソ連、中国とさらにもう一つ小国と戦争ができる国力があったという意味で2.5戦争体制だったそうだ

 

 そのうちソ連が対抗馬となり、ソ連には勝ったがアフガニスタンやイラクで消耗している間に中国が巨大化して立ちはだかる様になってきた。

そして互恵の体制もGatt―WTOと進んできたのだが、TPPあたりからブロック化してきて、そしてアメリカだけが大事というトランプ大統領が現れ、流れが相互主義へ変わってきている。実際、世界全体の貿易量も2008年をピークに減っているそうだ。

 

過去の日韓関係 

さてそんな中で、もめまくっている日韓だが、実はこれまでは、アメリカという親分を中心に共産国同盟(北朝鮮―中国―ロシア)のラインに備えるためという事で、強制的にある程度の互恵が行われてきたと見るのが正しいかと思う。

それは例えば、竹島の奪還を武力で行わない状況だったり、慰安婦合意だったり、おそらく韓国側としては併合の不法性を日本に認めさせられなかったりと要は不満をもちつつもアメリカという圧力によって、お互いに少しずつ我慢するという意味での互恵があったのではないかと思う。

 

というのは、日本側も韓国側もネットの掲示板などを見ると、お互いに自分たちが相手の国に譲ってやってたのにというコメントが非常に多いからである。もちろん私は日本人なので、韓国側の方が非常に居丈高に感じるが。ただお互いがそういう不満をもちつつアメリカに抑えられて我慢してやってきたのは間違いない。

 

今の状況

ただここで韓国側、日本側とも比較的民族的な色の濃いナショナリスティックな政権ができたことで一気に状況が旋回した。とくに安倍政権は基本それほど色はつよくないのだが、韓国の文政権は革命的な色が強い。そのため日本への攻撃色も非常に激しいため、それに対し安倍政権も反応しという悪循環になっているのが今の状況である。

 今後はどうする?

さてこういう膿がでてくるのを良しとするかどうがであるが、実は私はこれは却ってよかったと思っている。正直、日韓関係はきれいに収まる事はまずない。なぜならお互い怨念(にルサンチマン)が溜まりすぎているからである。だったらとことんやりあって冷戦になるのも悪くないと思う。

 

日本人の性格的な傾向

韓国人には火病とよばれる民族的傾向がある様だが、日本人にはある程度までいくと、爆発するという民族的傾向があると思われる。これは第2次大戦の時に見た記憶があるし、(お茶の水の万世橋で真珠湾攻撃に万歳する群衆の映像がちゃんと残っている)

満員電車の中で我慢して我慢して最後に切れる人をみるのもそんなに珍しくない。

そういう現象を起こる前に小出しにしておいた方が遥かにマシではないだろうか。

 

ちなみに韓国のネット民はしばしば日本への攻撃を口にするが、日本の右翼系のネット民は、国交断絶が望みなので、比較的おとなしい。だったら折り合いがつくまで言わせていた方が健全ではないだろうか。

 

まとめ

そいうわけで互恵と相互という話であるが、日韓関係に限っては互恵ではなく、相互できちんと言論で殴り合った方が良いかと思う。どうせそんなに大したことにならないだろうしね。

 

徴用工問題のゴールはどこ?

徴用工問題のゴールの設定は?

さて、大もめにもめている日韓関係ですが、最終的にどういう風になるのがゴールなのだろうか。

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徴用工像 ゴールは?

 明文化されたゴール

さすがに政府当局者は明言でいないとしても(それ自体に選択をしばられますし、行動もよまれますし)与野党の他の政治家があまりそれを言葉にしないのがちょっと気になる。

そう思っていた処、自民党の松川るい参議院議員がそれをきちんと明文化していた。

松川氏のブログから引用します。ちなみに松川氏は外務省あがり。 外務省の姿勢も近いかもしれません。

 

松川案

抜粋すると、松川氏は「日本が韓国に対し達成したい目標」として、

  1. . 65年違反の旧朝鮮出身労働者問題判決について、韓国政府自身がお金を拠出して解決すること(→現在の日韓関係の土台である65年協定が崩れるような事態を避けること)
  2. 韓国に今後反日行為をさせないこと。  
  3. (上記に加え、GSOMIA破棄で見えた懸念される韓国の行く末に対抗するべく、)韓国が日米韓陣営にできるだけ長く留まるようにすること(=中国の方に行かないとか、反日統一国家の出現を防ぐことでもある)

と、3つ明瞭に上げている。

 

 見通しは?

ゴールがはっきりしたという点では、非常に評価できるのだが、果たして実現できるのであろうか。 

1は強硬策をベースにした解決策になると思われるが、2,3については、韓国民の意識を変えていくという話になってくる。 

不可能とは言わないが、かなりの難事業になるのは間違いない。

1についてはいずれなんらかの政治的妥協が図られるであろうが、すくなくとも今の韓国の文政権も自民党政権も妥協をするとは思われないのでかなり長期化する事が予想される。

なお韓国側も踏み込めないのか、徴用工問題での日本企業からの賠償金をやるやる詐欺状態になっていて、判決後も差し押さえはしているが、未だ実際に現金化して、賠償金を取り立てるところまでは行ってない。(笑)

 

枝野氏の意向

実はそういう意味では、野党の枝野氏ですら、似たような事を言って

news.goo.ne.jp

いる。

雑誌AERAのインタビュー

徴用工についても、日本側に理があると答えている。

もっとも自民党政権は外交交渉での水面下の動きが不足と、2,3の手当てが足りないと批判をしているのだが、そういう意味では松川氏と基本、大差がないと言える。

もっともどうやって、2,3を達成するのかは極めて曖昧で、党内事情を汲んでいるのだろうが、インパクトに欠ける内容になっている。

 

 韓国の判決受け入れ派

さて、話をしぼる意味で、反日及び陣営の話は一旦置いておいて、徴用工の話に絞ると、韓国側の意見を認めて金を払えという意見も存在する。

ゴールという点では韓国側の意見に全面的に従い、決着をしようという考えである。

 

主張しているのは、共産党や元日弁連会長だった宇都宮弁護士などである。

ちなみに元大阪市長の橋下氏は、一旦これを認めて、その上で日韓基本条約に従ってその分を賠償させるという2段階のアプローチを説いている。

 

なお、韓国側の言い分を完全に認めると2兆円を超える額になるという算定もあり、ちょっと常軌を逸した額になってくる。

 

さて ゴールを考えてみよう。

 

1 韓国の判決を認めない

(自民、公明、立憲民主)などの政界、保守派、が主張

 

決着:日韓基本条約の上での外交交渉による調整の上での形となる。

   望ましい内容→

No1、韓国政府が金銭的補償をする。

No2 IJC(国際司法裁判所)で決める 

 これは7,3くらいで日本が勝つがダメージもある判決になると追われている。

No3 政治的解決 財団を作るなどで対応

 

   長期的には、

政治的に折り合いがついても徴用工象による嫌がらせがずっと続くと思われる。

 

 2、韓国の判決をそのまま呑む

日刊基本条約外という前提で対象企業が韓国に補償をする

望ましい内容→

No1 現在あがっている訴訟だけについて対応し認める

No2, 一定期間を区切って企業が財団などを作って対応する。

No3, 言われるがままに払う。(最大2兆円くらいか)

 

   その後の見通し

通常だとこれできちんと和解で終わる話だ。

だが今の韓国を見ていると残念ながら、

いくら払っても徴用工象による嫌がらせはずっと続く可能性が大。

  (何故なら個別の徴用工の方々が100パーセント満足する訳ではなし)

さらにあらたな問題が提起される可能性がある。

  

実際和解できれば良いのだが、ちょっと現状ではそれを信じられないと多くの人が思っているのではないだろうか。 ちなみに私もそう思う。

   

結局のところ ここがゴール?

もちろんきちんと終わる可能性もあるが、そうならない可能性、すなわちリスクがかなり存在する。

となると、認めても認めなくても結果変わらないのなら、強硬に出た方がよいのでは?

残念ながらそう思わざるを得ない。

 

となると、結局、変わらない結果なら、強硬策の方が確率的に良いのでは?

それがここまで書いた結論かな。残念やけどね・・・・。

 

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結果図

 

 

文在寅大統領ってどんな人? 妥協はあるの?

プロローグ

先日、ニュース欄を騒がしている韓国ネタ、ところで先週面白いニュースが飛び込んできた。

アメリカのトランプ大統領がG7の席で公然と韓国の文大統領を2度こき下ろしたとの事だ。

 

もちろん言いたい放題のトランプ大統領だけど、これはちょっと異例かもしれない。 

サンケイ以外報道してないから、信憑性はいまひとつなんだが、否定する報道がないところを見ると、ほんまだったんだろうな。

 

 

 

さてここまでこきおろされる文在寅大統領。 

いったいどんな人なんやろうか。

 

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文大統領

文大統領のインタビュー記事

実はSmar-tflashというサイトに就任前のインタビューが出ていた。

その就任前のインタビューを見て分析するといくつかの事が解る。

・貧しい家庭から一生懸命努力してきた人であること。

・廬武鉉大統領を非常に敬愛していたこと。(度々でてきます)

・弁護士であることに誇りを持っている事。(一番うれしい事の一つ)

・基本、自分で資料を読んで、自分で決める。(弁護士の時からそうだと答えている)

・権力の乱用、力のあるものの横暴を憎み、正義感が強く、潔癖症である事。(そう答えてる)

・歴史好き。

 

インタビューからの分析

さて ここから導き出されてくるのは、正義感優位で潔癖で法律を盾に戦う人のイメージだ。 そして歴史的弱者に同情が厚い。 まさに庶民派の革命や政治闘争のリーダーの鏡ともいえる人物像だ。中南米なんかの左系のリーダーもこんな感じの人が多かったりする。

 

武藤前駐韓大使の経験

さて日本人で、この大統領にあったという人は実は意外に少ない。 すくなくともあまり人物評は聞こえてこない。

ただ、前駐韓大使の武藤正敏氏は、文大統領に直接インタビューをした事があるそうだ。そしてその時は、北朝鮮の話しかしなかったと述べておられる。

ちなみに武藤氏は韓国語も上手で韓国内にも知己が多い本物の知韓派ともいうべき人だ。

もちろん武藤氏は文在寅という災厄という本を上梓されているので、もっと詳しく分析されているのだが、この事は実は、他の事に関心がないだけでなく、経済や外交などの知識もあまりない事を表していた様な気がしてならない。

 

一方で、同じく武藤氏によるのだが、大統領選挙時の討論では、誰も傷つけず流暢に応対し、まちがいなく文在寅氏が大統領になるとおもわせる抜きんでたディベートをしていたらしい。すなわち人当りがよく、配慮を忘れない。非常にできた人のイメージですね。

 武藤氏の分析

ちなみに武藤氏 

7月12日のダイヤモンドオンラインへの寄稿で、

文大統領の政治の特徴として。

1、現実を直視せず、自分に都合のいいように解釈する。

2、国益を考えず原理原則にこだわる。

3、あやまりを認めて謝罪せずに常に自分が正しいと主張する の  3点を挙げておられた。

 

この3つは2の項目、国益を考えず原理原則にこだわるに収束される。

弁護士上りの政治家に多いのだが、「正義」がなにより重要という考えだ。そしてそれを実行しているという事でしょう。

ですから今後も「正義」の実現が一番重要な政治の目標になってくると思われる。さらにはここに自殺した廬武鉉大統領の無念も加わってくるだろう。

 

文大統領の今後の動き

上記の要素をまとめて統合すると、文大統領のやりたいことはなんといっても彼なりの正義の実現。 

そしてその正義とは、

距離感を考えると、

1、短期的には国内の保守派のせん滅。 (短期) 廬武鉉大統領の復讐も兼ねる

2、日本に対する被害者としての清算。 (中期) 「歴史を正す」、韓国の正義

3、北朝鮮との統合 (長期) 朝鮮人の夢。失地回復 

 

といった処でしょうか。

ちなみに使う武器は、弁護士なので法律です。

徴用工裁判では、判事を入れ替えてますし、閣僚の任命では強制ではないという事で、議会の任命を拒否しています。(韓国では閣僚の任命の際、議会での任命も必用な事になっていますが大統領が強行可能だそうです。しかしこんなに議会を無視した大統領はいないとの事)

また今、大もめにもめてますが、法務大臣に側近を登用していろいろと行動しようとしています。 

そして北朝鮮への大幅な妥協。

これは実は韓国の憲法に違反している可能性もあり、かなり告発も受けてます。

しかし正義の実現という事で、あとはどうでもよいのです。

だから実際アメリカを怒らせたりしている訳ですし。

 

今後の展開

そして、こういう思考の人は、独善的なので、ちょっとやそっとでは意見を変えません。

そのため日本ともめてるのは、当分解消しないでしょう。

我々も長期戦の覚悟が必要ですね。

ちなみにこちらが引いても、「正義が勝つ」としか思わないので、なんの和解にもなりませんね。

 

 

凡人が聞き上手になるために④実践してみました【1】

実際にやってみたらどうなんだ?

 何故ここでレポートしたか?

 話しを聴くという事について、ずっと書いてきました。

かなりの量になりますが、じゃあ実際にやってみたらどうなるの?

とは誰でも考えるのではないかと思います。

 

多少学んだ事が有るといえ、私はカウンセラーでもなんでもなく、普通の会社勤めの人間ですしね。

 

というわけで、

実際にやってみるとどうなるのか。

出来ている点、出来てない点を含めて

その際の注意点はなにかを解説していきたいと思います。まあ、階段を登るように一歩ずつですけどね。

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「凡人が聞き上手になるために第一回」「姿勢、形」編の実践と検証

まず「凡人が聞き上手になるために第一回」で書いた「聞くときの姿勢」

どこまで取れたかを検証します。

 

これはなかなか意識しづらいです。

日常の生活の中なので、ついついおざなりになりがちです。

これから人と面談というときは事前に意識できますが、

生活の時間が流れている時は、なかなかそこまで意識できないです。

 

例えば

今日、私はK上司、 別部署で同僚のOさんと一緒になる事が多かったのですが、

K上司とは作業をしながら会話をしていた事もあり、なかなか姿勢をとるという所に意識が行かなかったです。

また、Oさんとは休憩の時にお茶と一緒に飲んだりしていたのですが、

やはり、ついついおざなりになりますね。

盛り上がっている時は良いのですが、少し長くなるとなんとなく飽きて別の所を見たりしていましたね。

「飽き」というのは検討すべき課題かもしれません。

ただO上司の話を聞こうと最初に決めていたので、その点は役に立ちましたね。

 

第一回の姿勢編の実践からの教訓 

① 最初から今日は〇〇さんの話を聞く日ときちんと意識するのが重要。

  これだけでかなり意識が変わります。

 

② 声や表情は最初のアクションが後々影響を残します。 最初の会話でやる事を意識しましょう。

 

つづいて「凡人が聞き上手になるために第二回」で書いた「聞くときの姿勢」

どこまで取れたかを検証します。

 

2、「凡人が聞き上手になるために第二回」「アクション、反応編」の実践と検証

相手が気ごころがしている相手だったので、導入はあまり意識しませんでした。

ただK上司は今日は体調がわるいのか、口が重かったので、自分から天気の話を振り、そこをアイスブレイクとしました。

 

最初は口が重かったK上司ですが、午後には体力が戻ってきたのか、別の部署の方の話題で盛り上がる様になりました。

ただ相手の話の総括まで待ったりするのは、なかなか難しく、ついつい違う話題をふったり自分の意見をアピールしたりはしてしまいましたね。

ただ、相手の話を聞こうと決めていましたので、そこそこには受け手で話をきけたかなと思います。

 

第二回のアクション反応編の実践からの教訓 

 

① やはり最初から相手の話を聞くと決めていくのは、有効でした。 いろんな局面で踏み留まれます。

 

② 話を最後まで聞く。途中で遮らないなどについては、話が盛り上がってくるとついつい忘れてしまいますね。 これはかなり意識して訓練が必要かと思います。

 

③ 反応はゆっくり これは難しかったです。  すぐ忘れてしまい自分のペースになってしまいます。 どうしてもついつい早く反応してしまいました。これも研鑽が必要ですね。

なお相手を否定しないとかYesButで話すとか断定で話さないとかは、普段からしているので、わりとできてた気がします。

やはりこの分野はどう習慣化するかですね。

 

「凡人が聞き上手になるために第三回」「聞くときの意識」編の実践と検証

 これは上記第一回と第二回との平行作業となります。

 

第三回意識編の実践からの教訓

 ①の聞き役に徹しようという意識

これはやはり最初に考えておくと非常に有効でした。

他のところにも書きましたが、まずこれを意識しておくべきですね。

 

②他の反応編に近いアドバイスはしないや、判定をしない、ゆっくり話すなどの

反応をコントロールするものはなかなか意識するのが難しいです。

やはりこれは普段から、アドバイスをしない事や裁かない事などをかなり意識して、

訓練しておかないとなかなかできないですね。

 

③相手に関心をもつ意識。

これは意外にできました。傾聴ではないですが、聞き役に徹し、相手の思いにフォーカスすると自然にバックグラウンドを推測する部分がでてきます。

あまり他人に興味ないという方でも、試してみる可能性はあるかと思います。

 

例えばK上司が「雨にあってひどい目にあっちゃったよ」と話すとします。

そのとき、どんなシチュエーションだったのか、どうやってしのいだのか?などを想像しつつ会話を進めます。 これを繰り返すと自然に相手に興味がわいてきますね。

これは私にとっては、あたらしい発見でした。

 

総括

さて、できたことできなかったことを総括すると見えてくる事があります。

① たくさんの事はできない。

② アクション前、話を聴く前に決めておいたことは一つくらいはできる。

③ 「今日はこれ」と決めておいたことはなんとかできる。

④ 普段から意識して身に着けていく必要がある事も多い。 すなわち習慣化が必要なものもある。

 

こういった処でしょうか。

 

やってみよう。

というわけで、具体的な手順として、ここからスタートですね。

①まず毎朝、全体として今日何を重視するか決める。

②人と会う前に何を意識するか決めておく。

③相手に集中し、相手の事を考え、イメージし続ける。

④反応や話し方については、パートナーが居ればそういう人と時間を区切って訓練する。

 それを数時間、意識して行動する。 これを繰り返す。

 

という処ですね。

人間、なかなか習慣を変えるのは難しいですが、ノルマがある物ではないので、続けているうちに少しずつできるようになっていきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

聴くのに最も重要な事は?

ここまで色々と話しを聴くという事について、書いてきましたが、

では誰かの話を聞くときに一番重要な事はなんでしょうか。

  

一番重要な事

一番需要な事は話し手に安心感を与える事です。

なんでも話して貰える関係性を作るといっても良いかもしれません。

どんなに相槌がうまくても、質問がうまくても、警戒をしている相手とは、

なかなか会話が弾みません。

 
どんな相手だったら話が弾む?

逆にどんな相手だったら話が弾むでしょうか。

人によって違いますが、家族だったり恋人だったり親友だったりするのではないでしょうか。

そしてそういう人達は、きっとお互いについて多くを知っていて、相手もあなたもお互いが安心をもって自分を見せられる相手ではないでしょうか。

となると、究極の聞き上手とは、相手に対し

「この人だったらなんでも言える」とか「この人だったら失敗を見せても大丈夫」という風に思われる人ではないでしょうか。

 

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話すという事の本質

話すという事を実は基本的に「自己開示」を含みます。

私はこういう人間でこう思う。こんな事があった。やはり圧倒的にこういう話をするのが多いですよね。 こういう風に自分の事情をさらけだし相手に明かすのを「自己開示」と言います。

 

「話している現場」で行われている事。

そして、実際に人と会話しているときは、皆、見栄を張ったり、不利なところを隠したりと、意識的、無意識的なところも含めて、相手の様子を見て、様々な判断をしながら話をする事になります。

例えば、上司と話すときでも、話す際に「この話をしたら怒られそうだな」とか、「この人はこういう話には殆ど興味を示さないんだよな」とか考えている方も多いかと思います。

また知り合いとかと話す場合も、「この話はうけないかも」とか、「つまらなそうだな、止めた方がいいかな」とか考えてながら話しているのが殆どです。つまり自己開示のレベルを様々なところで考えながら話しているのが現実です。

 

理想的な例

逆にそういう防御を考えないで話をしている例をあげてみましょう。

一番分かり易いのはドラマや漫画でよくわる、若い娘さん(10代半ばくらい)と仲の良い母親の会話です。

「ねぇねぇお母さん」から始まり、それを母親が微笑みながら、基本は反論とかはせずに、ときどき「あらあら」なんて合いの手を入れながら会話している風景は、よくドラマや漫画、映画などであるかと思います。 

このとき娘さんは母親に対し、完全に安心していますよね。

当たり前ですが、母親は自分の娘なので、100%に近い安心感を与えているわけです。

これが理想形の一つです。

娘さんは少し年かさですが、「さざえさん」とその母親の「ふね」との会話とか想像すると分かり易いかと思います。

 

見えて来た関係性

つまり、この時娘さんは「何を話しても自分の安全が脅かされない」と当然感じているわけです。 だからリラックスしてなんでも気楽に口に出せる。 そしてこの関係を一般的な聞き上手な人の関係に当てはめると、見えてきます。

つまり、聞き上手な人とは「自分のありのままを話しても安全が脅かされないと安心できる人なのです

 

安心感を与えるには

じゃあ 普通の人が、そういう風に話し手の人に安心感を与えるにはどうしたらよいでしょうか。

実はさきほどの娘さんのお母さんの態度にヒントがあります。

先程の母娘の会話の条件をならべてみましょう。

・娘さんは好きな様にしゃべります。 つまり話し手のリズムです。

・母親は話を基本、話をさえぎりません。

・大概はアドバイスもしません。

・「あらあら」「まあまあ」 「大変だったわね~」とか肯定的な相槌をときどき入れます。

 (聞いていることをちゃんとアピールします)

・相槌の際も、評価や意見を基本、入れません。

・どうしても伝えたいことがある場合は、娘さんが全部話し終わってから伝えます。

・そして重要なのは、ここでは母親の他の思考は出て来ません。(創作ストーリーだからですが実際でも重要です。)

 

まとめると

つまりここでは基本、話し手の娘さんが主体で、母親は聞き手として、ただそれを無条件に受け入れいてます。

そこには批評や話の内容への判断はありません(最後の最後にアドバイスや心配を伝えますがそれまでは、表現すらしません)

それが安心できる関係なのです。

 

安心できる関係のためには

つまり聞き手として話し手の方と安心できる関係を作るには、

まず、

話し手の話す内容をジャッジせず、自分の思考を手放して一旦傍に置いておいて、相手に集中して、ただ話を受け入れるという感覚が必要となります。

いい意味で「聞き手」の話の内容に反応しないのです。

これが先程の母親の態度です。

そして、多少の訓練が必要ですが、これができれば、相手の方はよく聴いてもらっているという感覚を持ちリラックスして話をしてくれる様になります。

そしてこれこそが『「話し手」と「聞き手」が安心できる関係』と言えるのです。

 

 ※補足

なお、これは先日お話した傾聴と矛盾するのではという意見がありますが、実はこの話の内容に対して反応せずに相手の話そのものを受け入れる「聴く」というポイントは、傾聴のスキルが上級になってくると必要とされてくるスキルです。そこには、聞いて「同情」ではなく「共感」するという区別が必要になってくるのですが、感情優位か理性優位かの違いの様に思われるかもしれませんが、カウンセラーや精神科医のプロの聴き手の方々は、これをきちんとわきまえてらっしゃる方が殆どです。

 

 

 

プロの聞く技術「傾聴」ってなんだ?

プロの技「傾聴」

世の中には人の話を聞く事を専門としている人達が居ます。カウンセラーとか精神科医とかの仕事をしている人にとっては、他の人の話を聞くというのは、文字通り仕事となります。

そのため人の話を聞く技術とでもいうべきものがあります。

それが「傾聴」です。

 

「傾聴」の字を紐解くと。

文字通り(耳を)傾けて聴くと書く「傾聴」ですが、「聴く」という字をわざわざ当てている事、話し手の方に身体や意識を「傾ける」という字の構成からそのイメージが沸くかもしれません。

「傾聴」ですが、文字通り身体を話しての方に向けて乗り出して一生懸命聞くという字をイメージさせないでしょうか。まさにそうやって聞いてほしいと多くの人が思う姿勢ともいえますね。

 

実際カウンセラーとか、精神科医の先生は皆、本当に話を聞くのが上手です。いつのまにかすっと自分の事を存分に話してしまいます。もちろんそういった方々は身を乗り出してくる訳ではないですが、非常に安心感をもっていろいろと話せる方が多いです。

 

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傾聴 AC

「傾聴」とはなんだ?

では、「傾聴」とは何でしょうか。 普通に「聞く」のとはどう違うのでしょうか。

一般的には「傾聴」とは、単に「聞く」のではなく、

 

相手の言葉に耳をきちんと傾け、

相手が解ってほしい事を「相手の身になって理解しながら聞く」事を

「傾聴」と言います。

 

言い換えれば、相手(話し手)の話している事、感じている事に共感を持って、それを自分の事のように感じながら聞くとも言えます。

 

「話し手」にとっての「傾聴」

これを話し手の方から見ると、この人は「わかってくれる」と感じながら話すという事になります。この状態では、話し手は緊張や恐れなどの世間にある様々な抑圧から解放されて、とてもリラックスしながら、素直に自己表現ができる様になっています。

 

これは脳科学的にも脳の快感中枢が活性化すると言われていて、話し手の方は深い満足感を得る状態となります。よって話し手の方はこういう会話ができる相手とはもっと話したいという衝動を持つ傾向が高く、そのため関係が深く長く続く可能性が高いのです。

 

 

傾聴の詳細

では、傾聴を掘り下げていきます。

まず、「相手(話し手)が解ってほしい事を「相手の身になって理解しながら聞く」

というのは、どんな事でしょうか。

 

これはもう少し詳しく書くと。相手(話し手)の気持ちに想像をめぐらせながら(想像)、相手の感情も考えて(推測)、話し手の身になって(立場を想像し)理解し、相手の意識(言葉)を平易に色をつけずに受け入れる事が大事になってきます。

 

傾聴の例1

例を上げましょう。

ご夫婦で居て、ある日、季節的に早い大雪が降ってきたとします。

奥さんが言います。

「雪が降っているわ」

 

この返答として3パターン考えてみました。

 

例① 「チェーン用意せんといかんかな。」

これは単なる旦那さんの反応の返答です。

旦那さんが情報に反応した。ただそれだけです。

ここには傾聴の要素はありません。何も深まらないです。

 

例② 「今夜は雪景色になりそうだね。後で外に見にいこうか」

これは奥さんが雪を肯定的にとらえているときの返答です。

別にここまで大袈裟でなくても、「白銀の世界になりそうだね」でも良いです。

奥さんの気持ちを汲み、雪を肯定的に捉え、同意や新たな提案をしている訳です。

 

雪景色が好きな人なら、好きな風景を一緒に楽しめるという事でより

気分が高揚するのではないでしょうか。

映画とか観劇で好きな物を一緒に見るのに近い気持ちがきっと生まれる事でしょう。

 
例③ 「寒くなりそうだね。早く戸締りして暖かい物でも食べよう」

これは奥さんが雪を否定的にとらえている場合の返答です。

雪が嫌いで憂鬱だなと思う人も少なからず世の中には居ます。

そういう方はこう言ってもらえると慰めを感じ、

温かい気持ちを相手に抱くのではないでしょうか。

 

例②と例③の違い

ちなみに②と③の違いの判断は、声のトーンや表情からの情報も含めての判断となります。

「感情によりそう、気持ちによりそう」のが重要ですので、そういった情報も重要な要素となります。

 

ここまでのまとめ

つまり「傾聴」とは、ただ話を聞くのではなく、

話し手の感じている事を自分の事のように理解し、共感し、

そしてその共感と理解を今度は聞き手が「言葉で相手に返し、伝える」ことなんです。

 

この『共感と理解を言葉で相手に返し、伝える』ことまでを含めて、「傾聴」と言うのです。

そしてこれがよくいわれる「相手の気持ちによりそう」と言う事でもあるのです。

 

「傾聴」ができると

さて。②や③の要に気持ちを汲み取って返答してもらえたら、話し手は聞き手の方との関係について、どう思うでしょうか。

ずばりそれが傾聴げできるとどうなるかという話になります。

 

簡潔に過剰書きでまとめると、

表現の活発化

・気持ちを汲んでもらえる事から。話し手は緊張が取れ、気持ちも落ち着き、心も柔軟に素直になっていきます。またそのおかげで表現がさらに自由に活発になります。

 

生き生きとしてくる。

・表現が活発になり、さらにその質が深まると、自分でも気づかなかった自分の気持ちに気付く事が多くなり、生き生きとしてきます。そしてエネルギーが溢れてきます。恋愛したての女の子の表情を思い浮かべてもらうと一番分かりやすいかもしれません。

 
聞き手は心が広く豊かになる。

聞き手は相手の感情に寄り添う事を考えます。そうなるとそこでは自分のいしきによる評価を減らし、すなおに受け入れる必用性が出てきます。そういった経験を積んでいくと、落ち着いた、より深く多様な物の見方や多様な考え方の受け入れができる様になってきます。

 

人間関係が良くなる

当初からお話している様にほとんどの人は話を聞いてもらい、理解してほしいという情熱を持っています。そのため、傾聴が出来、共感をもって話を聞ける様になると、人と人との心の距離が縮まり、人間関係が良くなります。

 

職場でのコミュニケーションが深まり、仕事の効率があがる

仕事場では、人間関係に多様な気配りや気遣いが働きます。そのため逆になかなかスムーズな意思疎通ができなくなるケースが多いです。しかし傾聴ができる様になると、すなおに自分の思いを表現できる人が増える訳ですから、隠れていた不満や、野心的な提案などが表に出やすくなり、組織自体が活性化していきます。

 

最後に

この様な形で傾聴のスキルがあると、様々な形での人間関係の向上が見込めます。

本気で「傾聴」を学びたい方は、1日程度のワークショップが様々な処で行われていますので参加をされてみると良いかと思います。

 

なおそこまではという方も、

この「傾聴」、つまり

話している相手の感じている事を自分の事のように理解し、共感し、

そしてその『共感と理解を言葉で相手に返し、伝える』ことを是非実践してみてください。

きっと大きな気付きが得られることと思いますよ。