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凡人が聞き上手になるために④実践してみました【1】

実際にやってみたらどうなんだ?

 何故ここでレポートしたか?

 話しを聴くという事について、ずっと書いてきました。

かなりの量になりますが、じゃあ実際にやってみたらどうなるの?

とは誰でも考えるのではないかと思います。

 

多少学んだ事が有るといえ、私はカウンセラーでもなんでもなく、普通の会社勤めの人間ですしね。

 

というわけで、

実際にやってみるとどうなるのか。

出来ている点、出来てない点を含めて

その際の注意点はなにかを解説していきたいと思います。まあ、階段を登るように一歩ずつですけどね。

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「凡人が聞き上手になるために第一回」「姿勢、形」編の実践と検証

まず「凡人が聞き上手になるために第一回」で書いた「聞くときの姿勢」

どこまで取れたかを検証します。

 

これはなかなか意識しづらいです。

日常の生活の中なので、ついついおざなりになりがちです。

これから人と面談というときは事前に意識できますが、

生活の時間が流れている時は、なかなかそこまで意識できないです。

 

例えば

今日、私はK上司、 別部署で同僚のOさんと一緒になる事が多かったのですが、

K上司とは作業をしながら会話をしていた事もあり、なかなか姿勢をとるという所に意識が行かなかったです。

また、Oさんとは休憩の時にお茶と一緒に飲んだりしていたのですが、

やはり、ついついおざなりになりますね。

盛り上がっている時は良いのですが、少し長くなるとなんとなく飽きて別の所を見たりしていましたね。

「飽き」というのは検討すべき課題かもしれません。

ただO上司の話を聞こうと最初に決めていたので、その点は役に立ちましたね。

 

第一回の姿勢編の実践からの教訓 

① 最初から今日は〇〇さんの話を聞く日ときちんと意識するのが重要。

  これだけでかなり意識が変わります。

 

② 声や表情は最初のアクションが後々影響を残します。 最初の会話でやる事を意識しましょう。

 

つづいて「凡人が聞き上手になるために第二回」で書いた「聞くときの姿勢」

どこまで取れたかを検証します。

 

2、「凡人が聞き上手になるために第二回」「アクション、反応編」の実践と検証

相手が気ごころがしている相手だったので、導入はあまり意識しませんでした。

ただK上司は今日は体調がわるいのか、口が重かったので、自分から天気の話を振り、そこをアイスブレイクとしました。

 

最初は口が重かったK上司ですが、午後には体力が戻ってきたのか、別の部署の方の話題で盛り上がる様になりました。

ただ相手の話の総括まで待ったりするのは、なかなか難しく、ついつい違う話題をふったり自分の意見をアピールしたりはしてしまいましたね。

ただ、相手の話を聞こうと決めていましたので、そこそこには受け手で話をきけたかなと思います。

 

第二回のアクション反応編の実践からの教訓 

 

① やはり最初から相手の話を聞くと決めていくのは、有効でした。 いろんな局面で踏み留まれます。

 

② 話を最後まで聞く。途中で遮らないなどについては、話が盛り上がってくるとついつい忘れてしまいますね。 これはかなり意識して訓練が必要かと思います。

 

③ 反応はゆっくり これは難しかったです。  すぐ忘れてしまい自分のペースになってしまいます。 どうしてもついつい早く反応してしまいました。これも研鑽が必要ですね。

なお相手を否定しないとかYesButで話すとか断定で話さないとかは、普段からしているので、わりとできてた気がします。

やはりこの分野はどう習慣化するかですね。

 

「凡人が聞き上手になるために第三回」「聞くときの意識」編の実践と検証

 これは上記第一回と第二回との平行作業となります。

 

第三回意識編の実践からの教訓

 ①の聞き役に徹しようという意識

これはやはり最初に考えておくと非常に有効でした。

他のところにも書きましたが、まずこれを意識しておくべきですね。

 

②他の反応編に近いアドバイスはしないや、判定をしない、ゆっくり話すなどの

反応をコントロールするものはなかなか意識するのが難しいです。

やはりこれは普段から、アドバイスをしない事や裁かない事などをかなり意識して、

訓練しておかないとなかなかできないですね。

 

③相手に関心をもつ意識。

これは意外にできました。傾聴ではないですが、聞き役に徹し、相手の思いにフォーカスすると自然にバックグラウンドを推測する部分がでてきます。

あまり他人に興味ないという方でも、試してみる可能性はあるかと思います。

 

例えばK上司が「雨にあってひどい目にあっちゃったよ」と話すとします。

そのとき、どんなシチュエーションだったのか、どうやってしのいだのか?などを想像しつつ会話を進めます。 これを繰り返すと自然に相手に興味がわいてきますね。

これは私にとっては、あたらしい発見でした。

 

総括

さて、できたことできなかったことを総括すると見えてくる事があります。

① たくさんの事はできない。

② アクション前、話を聴く前に決めておいたことは一つくらいはできる。

③ 「今日はこれ」と決めておいたことはなんとかできる。

④ 普段から意識して身に着けていく必要がある事も多い。 すなわち習慣化が必要なものもある。

 

こういった処でしょうか。

 

やってみよう。

というわけで、具体的な手順として、ここからスタートですね。

①まず毎朝、全体として今日何を重視するか決める。

②人と会う前に何を意識するか決めておく。

③相手に集中し、相手の事を考え、イメージし続ける。

④反応や話し方については、パートナーが居ればそういう人と時間を区切って訓練する。

 それを数時間、意識して行動する。 これを繰り返す。

 

という処ですね。

人間、なかなか習慣を変えるのは難しいですが、ノルマがある物ではないので、続けているうちに少しずつできるようになっていきますよ。